この度、第20回 生活の木「アロマの日」フレグランスコンテスト2021におきまして、
約130名の応募の中から最優秀賞という大変光栄な賞を頂きました。

この賞は、お客様や生徒様、恩師、友人知人、家族、皆さんの日頃のお支えがあってこそ頂くことが出来たものです。

こういったお仕事をしてらっしゃる、しておられなくとも、皆様に通ずる事かと思いますが、やはり壁にぶち当たったり、時にはこれ以上足を進める事はしない方が良いのではないかと、足が止まる時もありますが、原点に立ち返ると「私は純粋に香りが好きなんだ」と気付かされます。

今回の香りは、故郷鹿児島にあります島津家別邸の仙巌園で出逢った「季節はずれの桜とお庭」をイメージしたもの。
気候変動もあるのですが、おっちょこちょいと言うか、慌てん坊と言うか、なんというか…w
その桜の姿がなんとも愛らしく、とても鮮明に覚えています。

数年前、大手術を経て生かされた母が大好きな場所で、私も勿論大好きなお庭でして、日頃からよく伺う場所なのですが、絶景の桜島を望み、木々の香りを感じながら悠々とした時間が流れる本当に気持ち良い場所の一つです。

そして、生活の木さんといえば、まだここまでアロマ文化が広がっていない頃から全国展開されてらっしゃり、アロマの先駆けともいえる企業様で、私が初めて精油を買ったのも生活の木さんでした。当時はここまでインターネットも普及してなかったですし、精油を買えるお店はかなり限られていました。
当時買った精油は「グレープフルーツ、ゼラニウム、ベンゾイン」。そう考えると、好きな香りは本能的に選んでいるのだとも言えますし、懐かしさと共に感慨深いものがあります。

まだまだ経験値も浅い自分ではありますが、香りの専門家の皆様方にご評価を頂きました事を励みに、これからも更なる美しい香りを探究し、楽しみながら精進したいと思います。

最後に、この場を借りまして、
関係各位、皆々様へ、深く感謝申し上げます。
今後とも、何卒宜しくお願い致します。

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